【VOCEビューティーチャンネル】コンテンツ一覧
VOCEビューティーチャンネル【公式】
2108VIEWS
VOCEビューティーチャンネル【公式】
美ボディメイク・ダイエット指導のスペシャリスト石本哲郎さん
女性専門パーソナルトレーナー。のべ1万人以上の女性の体づくりを指導、成功へと導く。女性のダイエットに関わる医学、栄養学、トレーニングメソッドを研究。さらに女性がどんなときにダイエットに挫折するのかを知るために、自ら意図的に太って痩せる実験を27回行ってきた。モデルやタレントではなく、ダイエットに悩む一般女性の指導をもっとも得意としている。
筋トレが習慣の人にとってはお馴染みの「プロテイン」。プロテインは日本語でたんぱく質のことです。ホエイ、カゼイン、ソイなどのさまざまな種類があり、パウダー状の粉末タイプから飲みやすいドリンクになっているものまで、いろいろな商品がありますよね。僕の「筋トレなし」で「食べてやせる」ダイエットでもプロテインをおすすめしていますが、それはボディビルダーのようなバキバキの筋肉をつくることが目的ではありません。普段の食事で足りていないたんぱく質を補うこと。これこそが、僕がプロテインを推奨する理由です。そこで今回は、ダイエット中にプロテインを摂るタイミングについてご紹介したいと思います!
長年の習慣がどうしても変えられない、寝起きは食欲が湧かない、バタバタして食べる暇がない……。そんなふうに、「朝ごはんをしっかり摂りたいけれどハードルが高い」と感じている人も少なくないはず。ですが、筋肉の維持にはもちろん、髪の毛のツヤ、爪の健康など、女性の美容にたんぱく質は欠かせません。僕的には、朝食抜きは食事内容的に0点ですが、1杯のプロテインドリンクを飲むだけでも70点ぐらいになります。朝ごはんが食べられないという人は、まずはプロテインドリンクを1杯飲むことから始めてみましょう。
ちなみに、朝ごはんで納豆や目玉焼き、サラダチキンやヨーグルトなど、1食のたんぱく質摂取量の目安20~30gがしっかり摂れている方は、プラスアルファでプロテインを摂る必要はありません。そこでプロテインまで摂ってしまうと、当然カロリーも加算されてしまうので注意しましょう。
昔プロテインを飲んでいた方の中には、「プロテインは美味しくない」というイメージを持っている人もいるかもしれません。ですが、今ではプロテインもどんどん改良されて、海外ブランドはもちろん、国内ブランドも美味しくて飲みやすいものが増えています。価格も手頃になってきたので、自分好みのフレーバーを見つけることで、より続けやすくなりますよ。
プロテインには、牛乳由来のたんぱく質の「ホエイ」と「カゼイン」、大豆を原料にした植物性の「ソイ」といくつかありますが、ソイプロテインで懸念される「大豆イソフラボン」の過剰摂取については、商品の改良が進んだことで適量を摂る分には問題ないと考えられています。味の好みで選びつつ、パッケージに記載されている目安となる摂取量を参考にして飲むようにしてくださいね。
朝ごはんが食べられない人は1杯のプロテインドリンクを! と先ほどお伝えしましたが、1日の食事を振り返った際、たんぱく質が不足気味だと感じたら、夜にプロテインドリンクを飲みましょう。夜のプロテインは、「1日のたんぱく質摂取量の帳尻合わせ」をするイメージです。
僕が提案する「食べてやせる」ダイエットでは、1食ごとに20〜30g程度摂ることを推奨してはいるものの、仕事が多忙でお昼はおにぎり1個だったり、帰宅後に疲れ果てて食欲がないことだってありますよね。そんなときは、最低でもプロテインを1杯飲んでから寝るようにするといいですよ。デメリットが大幅に軽減できます。
* * *
ダイエットは人によってハードルを感じるレベルの高さが違います。松・竹・梅のプランの中で、実践できそうなことから始めてもらうのもダイエット指導者としての大切な役割。そのため僕の指導では、「朝は1杯のプロテインドリンクだけでも飲んでくださいね!」と“梅”パターンからお願いするケースも多いんです。朝食抜きの習慣をなかなか変えられない人は、まずはここから始めてみてくださいね。
▼関連記事
【VOCEビューティーチャンネル】コンテンツ一覧
VOCEビューティーチャンネル【公式】
2108VIEWS
※本記事は講談社VOCE編集部が作成した内容をFiNCで掲載しております。
#VOCE #エイジングケア #ダイエット #レシピ #食べやせ #2022
投稿ID:5358